みなさんは「読書会」をしたことがありますか?
今、年齢や性別問わず読書会が流行っていることをご存知でしょうか?
すでに知り合いの友人同士でもいいですし、人数が集まりさえすればはじめましての人と交流もできます。
「読書好き」という共通の話題があるので、話題も自然とふくらみます!
今回はこの読書会のやり方について、未経験の人にもわかるよう詳しく解説していきます!
そもそも読書会ってどういう会?
読書会には2種類の形式があります。
自由本式
自由本式は、参加者が自分のおすすめしたい本を持ち寄って紹介する形式です。
1人5分から10分くらいを目安に、自由にアピールします。
余談ですが、プレゼンテーションのスキルが磨けたりもしますよ。笑
後述する課題本式と比べて気軽に開催しやすく、こちらのほうが多く開かれています。
自由本式の面白さは、自分が手に取らない本や気になっていた本に出会え、そのよさを教えてもらえるということですね。
課題本式
課題本式は、主催者が事前に課題図書を設定し、参加者は本を読んでおいてその本の感想を当日述べ合うというものです。
短い本であれば当日その場で読むということもあるそうです。
筆者はこちらの読書会に参加しています!
課題本式の面白さは、同じ本でも視点や意見がまったく異なるので、視野が広がるということです。
自分がまったく考えもしなかった角度で切り込んでくる方もいるので、驚きと斬新さがあります。
読書会の概要はこんな感じです。
ここからは詳しい内容を説明していきますね。
扱う本の内容は?
これは読書会によって異なり、ビジネス本・自己啓発本・小説・マンガなど多数に分かれます。
自由本形式であればごった煮になることもありますが、ジャンルがわかれていたほうが選びやすいということもあって、多くの読書会では毎回テーマを設けているようです。
筆者の所属する読書会では、そのとき本屋で話題になっている本から多数決で事前に課題図書を選んでいました!
誰かの主催する読書会に参加するときには無理せず自分の好きなジャンルやテーマのときにだけ加わるのが楽しむコツです。
また自分が主催するときには、話題の広がりやすいテーマを考えてみるとよいでしょう。
そういう意味で、自由本式は参加者が思い思いにプレゼンをしてくれるので楽ではあります。
読書会のやり方:どうやって進める?
読書会は大きく3つのパートに分かれます。
自由本式の場合
自由本式の場合は以下の順番で進めていくのがコツです。
- 自己紹介
- 持ち寄った本の紹介⇒質問タイム
- 当日の感想
自己紹介
これは、差し支えのない情報を簡単に話します。
- お名前(ニックネームでもよいですね)
- 好きな本のジャンル
- ひとこと
これくらいでよいでしょう。
あくまで読書会なので、本にまつわる話に終始留めておくことがポイントです。
まずは主催者の方がお手本を見せて、それを全員がならっていくとやりやすいですね。
持ち寄った本の紹介⇒質問タイム
ひととおり自己紹介を終えたら紹介タイムに入ります。
ここで重要なポイントを3つお伝えします。
- 好奇心を持つ
- 否定をせず肯定する
- 人の発言をさえぎって自分ばかり話さない
一言でいえば「傾聴」です。
読書会における本は「ツール」であって、目的は「本を通してコミュニケーションをすること」だということに注意してください。
無理に合わせる必要などないと思う人もいるかもしれませんが、読書会は自己満足の場所ではありません。
お互いを尊重し合い、新たな発見を見つける場所としてかかわりましょう。
また、「わたしは好きじゃない」という表明もNGです。
好きじゃないものは好きじゃないでOKなんですが、それをわざわざ読書会という場で口に出す必要はありません。
そして上記とセットになるのですが、自分の好みを押しつけすぎないこと。
これもプレゼンテーションの技術でもあります。
相手がそれほど好きじゃなさそうだと察することも、プレゼン技術のひとつです。
重要なのは「キャッチボール」です!
誰も興味がなさそうに沈黙の時間ができてしまうと、気まずくなってしまいます(ここは主催者のファシリテーションスキルが問われますよ)。
本の紹介に対して深堀りをしたり、興味を見せたり、似たような本を挙げてみたり、話を広げることを心がけてみてください。
引っ込み思案な人、口下手な人は無理をしないように、笑顔でうなずくだけでも場に溶け込めるので安心してくださいね!
全員がハッピーになれることを心がけましょう!
当日の感想
これも簡単でいいでしょう(だいたい時間が足りないので)。
主催者は参加者から「楽しかった」という言葉が聞けると本当に嬉しいですよ!
課題本式の場合
これも基本的には自由本式と変わらないですが、時間をかなり使うので注意です。
- 自己紹介
- 課題図書の感想について話をする
- 当日の感想
①と③は同じなので②について。
これはいろんな進め方があるので、筆者が所属している読書会のやり方に合わせます。
課題図書の感想について話をする
これは、一人ひとり話しているとまとまりがなく話もふくらまないので、「話したい感想(主旨・気になったこと・質問)」を3つ〜5つほど付箋紙(大)に書き出してもらい、ホワイトボードに貼り付けて大きく分類し、小テーマにするというものです。
例えば…。
- なんであのとき○○くんは「好き」って言わなかったのか?
- あのときに青空の描写があるのはなんで?
- 報われない恋愛はしたくないと思った
- みなさんは同じ経験をしたことがありますか?
などです。
個人の感想を書いてもいいですし、参加者に問いかけてもいいです。
ファシリテーターは「小テーマ」を考えながらホワイトボードで分類をしていきます。
すべての付箋を貼り終わったあと、小テーマごとに各感想を取り上げて詳しく話を聞くと、バラバラに感想を言い合うより意見を出しやすくなるんです。
小テーマはみんなであれこれ考えながら作っていくとよいでしょう。
同じ疑問でもさまざまな解釈を聞けるところが、自由本式では味わえない楽しさです。
また、事前に同じ本を読んできているという「一定の興味」があるので、話もしやすいです。
ここでは、「人の話を遮る」「自分と違う意見を否定したり論破したりしない」ことに気を配りましょう。
紳士淑女的に大人な遊びを心がけてくださいね!
読書会のやり方:意外と重要な会場選び
読書会を開くのに、カフェは不向きです。
まわりの目が気になりますし、ホワイトボードはありません。笑
あとはかなり話が盛り上がることもあるので、周囲の迷惑にもなりかねません。
そこでおすすめしたいのが、貸し会議室タイプのレンタルスペースです!
読書会におすすめ!レンタルスペース
貸し会議室タイプのレンタルスペースは、もともと仕事用に作られているということもあってホワイトボードやインターネット回線が完備されています(いないところもありますが…)。
またキッチンがあるとお茶をわかせたりするので、ドリンク代が不要という点も大きいです。
都心部のレンタルスペースでも1時間100円から、また駅徒歩5分圏内というところもあるので、集まりやすいというのも特徴のひとつです。
ただ、「レンタルスペースは使ったことがないのでどこを選んだらいいかわからない…」という人も少なくないですよね。
そこで今回は、都心部での読書会に向いているレンタルスペースを運営している「シーズスペース」を紹介します!
レンタルスペース「シーズスペース」のメリット
シーズスペースのメリットを簡単にご紹介します!
- 都心部(渋谷・新宿・池袋・横浜)の駅から徒歩5分圏内
- 1時間100円からレンタル可能
- ホワイトボード完備
- インターネット完備
- 電源完備(スマートフォンの充電などに)
- コンビニエンスストア至近(軽食は持ち込み可)
どれもカフェでは使えない設備ばかりですよね。
そして、読書会に必要な設備はすべて整っています!
しかも出入口は電子ロックなので知らない人が入ってくることもありませんし、窓が開けられるので三密を避けられます。
6〜8人は収容可能なスペースがほとんどで、人数的にもそのくらいが混乱なく進められるのでぴったりでしょう!
予約は公式サイトから日時を選択して必要事項を入力するだけ。
とっても簡単です!
ちなみにシーズスペースはリピート率8割を誇る人気レンタルスペースなので、ご予約はお早めに…!
レンタルスペースを活用した読書会で新しい趣味づくり!
はじめは自分で主催するより人の読書会に参加することがきっかけになるかと思われますが、だいたいの人が「自分でもやってみたい」と思うようです。
そのときは安全・安心なレンタルスペースを使ってみてください!
ひとりの世界に没頭する「読書」で人とつながれるなんて、素敵な趣味じゃないですか!
大人になってから新しい友達をつくるのはなかなか難しいです。
読書好きな方も、これから習慣をつけたいと思っている方も、ぜひ思いきって参加してみてくださいね!